オープン外構とクローズ外構 どちらがおすすめ?


住宅や建物の外装デザインにおいて、オープン外構クローズ外構、どちらが良いか悩まれる方が多いです。

オープン外構は庭園やテラスなど開放的な外構作りで、クローズ外構はプライバシーとセキュリティを重視し、室内との連続性を持たせられる特徴があります。

こちらの記事では、2つの外構の違いから利点やデメリットを詳しくご紹介していきます。

新築外構でお悩みの方は、ぜひご参考にされてみてください。


オープン外構とクローズ外構の基本的な違い

オープン外構とクローズ外構、これらは家の外観やライフスタイルを大きく左右する重要な要素になります。

それぞれが持つ特徴と基本的な違いを理解することが、理想的な外構作りの第1歩となります。

ここでは、オープン外構とクローズ外構の違いをご紹介していきます。

オープン外構とは


オープン外構とは、敷地全体を有効に利用し、広々とした開放感を重視した外構デザインのことをいいます。

欧米の郊外などでよくみられるタイプです。

また、低めのフェンスや生け垣などの、目隠しの役割を果たさない囲いがある場合でも、オープン外構と呼びます。

メリット

オープン外構の最大のメリットは、その開放感です。

広大な敷地を有効活用し、開放的な空間を作り出すことができます。

光や風を遮るものがない為、明るい印象を持つ家となり、隣人との交流がしやすくなったり、訪れる人々にも開放的な印象を与えます。


また、庭やテラスを広く取ることができる為、アウトドアライフを楽しむのに適しています。

門扉やフェンスなどの設置が必要ないため、比較的、費用が安くなる傾向があります。

デメリット

一方でデメリットも存在します。プライバシーの確保が難しい点です。

敷地全体が開けているため、通りすがりの人からの視線が気になることもあるでしょう。

また、防犯面でも、クローズ外構に比べると防犯力が低いです。

費用面に関しては、外から見える部位をお洒落・高級感のあるデザインにする場合、費用がかかってしまうケースもあります。


オープン外構は、その開放感と広々とした空間を活かすメリットと、プライバシーの確保やメンテナンスの難しさといったデメリットがあります。

これらを踏まえた上で、自分のライフスタイルやニーズに合った選択をすることが大切です。

クローズ外構とは


クローズ外構とは、高い塀などで、家を囲み、プライバシーを確保することを重視した外構デザインの事を指します。

具体的なデザインとしては、高さのある塀や門扉、植栽などで視線を遮ったりします。

一般的にクローズ外構は、家族だけの安全な空間を重視する人たちに選ばれる事が多いです。

メリット

クローズ外構の最大のメリットは、プライバシーの確保です。

フェンスや門扉、植栽などを利用して視線を遮断し、敷地内のプライベートな空間を守ることができます。

家族だけの時間を大切にしたい方や、人目を気にせずに過ごしたい方にとっては理想的な外構と言えるでしょう。


また、門扉やシャッターを設けることで、物理的にセキュリティを高め、侵入防止につながります。

デメリット

クローズ外構のデメリットとしては、閉鎖的な雰囲気が生まれやすい点が挙げられます。

視線を遮断することで、敷地内が暗くなりがちで、圧迫感を感じることもあります。

そのため、開放感を重視する方にはおすすめ出来ない外構です。

また、設置するフェンスや門扉のメンテナンスが必要となり、その手間とコストを考慮する必要があります。


子供が遊ぶスペースを確保したい、ペットを自由に歩かせたい、自宅で趣味を楽しみたいなど、自分のライフスタイルを考え、良い選択をしていきましょう。

セミオープン外構とは


セミオープン外構とは、名前の通り、オープン外構とクローズ外構の中間的な外構です。

開放感とプライバシー、この2つをバランスよく取り入れたスタイルがセミオープン外構の特徴です。

メリットとしては、外からの視線は遮りつつも、ある程度の開放感を保つことにより、快適な居住空間を実現してくれます。

また、自然光を上手に取り入れることで、明るい雰囲気を作り出すことが可能です。

しかし、これらの外構スタイルは、すべてが中途半端になってしまいがちです。

開放感をとってもプライバシーやセキュリティをとってもオープン外構やクローズ外構には及ばない事は注意しておく必要があります。

どちらの外構スタイルが多くの人に選ばれている?


最近のトレンドとして、オープン外構とクローズ外構がありますが、どちらがよりも人気なのでしょうか?

結論として、どちらの外構スタイルが多くの人に選ばれているのかという問いに一概に答えることは難しいです。

住まわれる方のライフスタイルや好み、さらには住宅の立地など多くの要素が関わってきます。

オープン外構を選ぶ場合、広々とした開放感や自然光を取り入れることができる利点があります。

これは、近隣とのコミュニケーションを重視し、開放的な生活を送りたいと考える人々にとって魅力的です。


クローズ外構を選ばれる場合は、プライバシーを保護し、自分だけの空間を持つことができるという強みがあります。

これは、静かで落ち着いた生活を望む人々、またはセキュリティを重視する家庭にとっては理想的な選択となるでしょう。

自分のライフスタイルやニーズに合わせて選べるのが、現代の外構デザインの魅力とも言えます。

後悔しない新築外構を行うポイント


新築の外構を考える際、一番大切なのは「自分のライフスタイルに合った外構を作る」ことです。

ここでは後悔しない新築外構を行うためのポイントを3つご紹介します。

住んだ後の生活スタイルを考える


例えば、車をよく使う人は駐車スペースを広く取る、ガーデニングが好きな人は植え込みスペースを確保するなど、実際に住まわれた後の生活をイメージしながら外構をご検討いただくのが良いでしょう。

オープン外構で郵便受けが玄関ドアと距離があると、パジャマで朝刊が取りに行きにくいなどのちょっとしたストレスが起こるかもしれません。

将来のライフスタイルの変化も考慮


子育て中の家庭では子供が遊べるスペースが必要ですが、子供が大きくなった後は園芸やペットを遊ばせるスペースに作り替える可能性もありますよね。

長期的にライフスタイルの変化に適用した外構作りをされるのがおすすめです。

リフォーム・外構の専門業者に相談

昨今はDIYでの修理やリフォームが増えていますが、設備の設置や配線工事など、ご自身で出来ないポイントも多いです。

施工経験が豊富なリフォームや外構のプロフェッショナルは、ご自身の要望に対して、イメージや最適な機能の商品でプランニングしてくれるでしょう。

また、予算管理もプロに任せることで、無駄な出費を抑えることができます。

ホームページに掲載されている施工事例や口コミなどから、理想の外構スタイルが得意な会社にご相談いただくのも良いでしょう。




オープン外構とクローズ外構、それぞれの特徴や後悔しない新築外構を行うポイントをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

住まい全体の雰囲気を統一して、お洒落な雰囲気を保ったまま、理想の機能を備えた外構作りが必要ですね。

マルシンエクステリアでは、水柱栓以外にも、エクステリアや外構工事を請け負っています。

ホームページには施工事例も多数掲載していますので、ぜひこちらからご覧くださいませ。


 

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