雑草対策でおしゃれな庭に 対策ポイントとリフォーム費用相場



「最近、雑草が多くて草取りに時間がかかる……。」

「庭に虫がわいて駆除の手間がかかる……。」

「雑草対策リフォームをしたいけど、どうすればいいのかわからない……。」

内装のおしゃれさに気を使っていても、目につきやすいお庭が雑草だらけだと美観を崩してしまいます。

また、雑草を放置していると虫の発生や見通しが悪くなるなど、清潔さ防犯性を下げることに繋がってしまいます。

雑草対策リフォームによって、雑草や虫の被害の悩みを改善することができます。

こちらの記事では、おすすめの雑草対策施工とリフォームを行う際のポイントなどについてご紹介します。


雑草対策リフォームで考えるべき5つのポイント

雑草対策リフォームをする際に、知っておきたいポイントを5つご紹介します。

その① 耐久性の高い素材を選ぶ

耐久性の低い素材は安価ですが、長期的に考えると掃除や交換の手間や費用がかかってしまいます。

ウッドデッキを例に挙げると、樹脂ウッドデッキの持続寿命は20年以上である一方、天然木製のウッドデッキの寿命は5~15年程度と短命です。

天然木材で構成されたウッドデッキは、湿気や雨の影響下でカビの発生や腐食が進んでしまい、劣化してしまうというデメリットがあります。

リフォーム後のお庭での過ごし方や、何年耐久させれば良いか予め検討し素材を選ぶようにしましょう。

その② 素材の組み合わせ

お庭全面を砂利やコンクリートといった、1つの素材で統一するのも良いですが、もう少しアレンジを加えたいという方もいらっしゃるでしょう。

植木を植える花壇を残したり、よく使うスペースはカラーコンクリートや、ウッドデッキを組み合わせるなど工夫してみると良いでしょう。

その③ 排水性を確保

大雨が降った際の排水性の確保も注意すべき点です。

排水部分をきちんと設置しなかった場合、雨水があふれてしまったりしてしまうため、勾配をつけ排水路を設ける必要があります。

勾配をつけずとも、雨水を浸透させる素材もあるので、排水路の確保が難しい方はこちらをおすすめします。

その④ 手入れのしやすいか

日々の掃除を楽したいという方は、掃き掃除のしやすい素材が合うかもしれません。

タイル素材は水洗いもしやすいので清潔に保てますが、砂利敷は掃き掃除がしにくく、落ち葉やゴミなどの掃除が大変です。

その⑤ ライフスタイルに合わせた庭作り

お庭を快適に使用するには、雑草対策をした後のことも考えるようにしましょう。

テーブルを置くなど、庭に家具を置きたい場合はコンクリートなどの平らな素材の方がレイアウトしやすい特長があります。

また、ペットや子供がいる家庭には転んでも怪我をしないよう人工芝にするなど、ライフスタイルに合わせて素材を選びましょう


おすすめの雑草対策リフォーム施工

防草シートに加えて砂利敷きをする

雑草対策リフォームで最も人気な施工です。人気の理由はリフォーム費用が安価、工期が短い、砂利敷きを後で撤去しやすいことなどがあげられます。

砂利敷はコンクリートで固める施工に比べ、費用が3分の1と安価でリフォームできます。

工期は大体2日~3日程度と短期間で、さらに後から花壇を置きたいとなった場合でもすぐに撤去することができるため、自分好みの庭にデザインしたい人におすすめの施工方法です。



コンクリートでしっかりと防御する

とにかく手入れを楽にしたい方には、コンクリートで固めてしまう施工をおすすめします。

基本的に日常で使用する部位での発生を抑制できます。また、雨天や荒天時に砂利道だとは歩きづらさなどがありますが、コンクリートだとそのような心配は不要です。

コンクリートで施工した際の注意点としては、透水性が無いので水はけに必要なスリットを作ります。このスリットは地面が出ている形なので、少しの隙間から生えてくる雑草が出てくることがあります



人工芝

人工芝での施工も進化しています。

見た目では天然の芝と見間違えてしまうものや、枯葉を再現したもの・毛足の長さを選べる商品も登場し、ひと昔前の人工芝よりデザイン性が高まっています

砂利やコンクリートと比べ素材が柔らかいので、小さな子供やペットを飼っている家庭にも安心です。お手入れが楽で、枯れることもないので、冬場でもパッと庭を明るくしてくれるでしょう。



ウッドデッキ

ウッドデッキでの雑草対策もぜひご検討ください。ウッドデッキを設置することで、地面に太陽光があたらなくなるため雑草の成長を抑制できます。

ウッドデッキを設置していない部位では別の雑草対策が必要ですが、お庭で快適に過ごせるスペース作りの一環として雑草対策も行えるのが利点です。



雑草対策リフォームの費用

選ぶ素材によって費用相場は異なりますが、リフォーム費用相場をご紹介します。

砂利敷きにする費用相場

砂利敷は1㎡あたり3,000円~1万円が目安です。

化粧砂利であれば、ベージュ、ブラウン、ホワイト、ピンクなど様々な色味があります。敷石や建物の色合いとの相性を熟考しつつ配色することで、美観ある庭園を構成できるでしょう。

どの砂利の種類を使うかによって費用は変動しますが、他の施工と比べ工程が少ない分比較的安価にリフォームできます。



コンクリートにする費用相場

コンクリートの費用相場は、10,000円〜15,000円/1㎡です。

リフォーム後の使用用途によって、5cm、10cmなどと打設する厚みを変えます

住まいの外観に合わせてナチュラルな仕上がりにするには、カラーコンクリートやスタンプコンクリートを使用するのが良いでしょう。



芝生/人工芝にする費用相場

芝生は、天然芝か人工芝かで価格が費用相場が変わります。天然芝であれば、大体1㎡あたり約5000円前後で、人工芝では1万円前後が目安です。

人工芝が天然芝より費用が高くなってしまう理由は、人工芝はメンテナンスが少ない分初期費用が高くなってしまうからです。

また、もともと敷いてある芝を撤去する場合や、庭の状態によってさらに費用が追加される可能性があります。



ウッドデッキにする費用相場

ウッドデッキの費用相場は、一般的な広さだと約30万程度ですが、芝生と同様で、ウッドデッキの素材や広さで価格が変わってきます

また、日除け機能や照明などのオプションをつける場合、さらに費用が追加されます。



リフォームの費用を抑えるには?

どの素材を選ぶかにもよって費用が変わってくるので、素材選びにも気を付けたり、可能な部分をDIYすることで費用を抑えることができます。

基本的に砂利敷も芝生もDIY可能で、花壇をご自身で作っている方も多いでしょう。最近では、業者が実際に使用している材料や、道具を販売しているお店も増えてきました

しかし、広い庭の場合や砂利や芝を平らに並べる作業は、初心者には少し難易度が高いため、はじめての方はリフォーム業者に問い合わせることをおすすめします

また、リフォーム業者によって対応できる施工に違いがある場合があり、費用が上下する場合があるので、業者選びの際はホームページ施工事例や口コミをチェックするとよいでしょう。






まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事では、おすすめの雑草対策リフォームの施工とポイント、費用についてご説明しました。

庭の雑草対策リフォームは、ベストな施工をするのはもちろんですが、メンテナンスの面も考え、予算をオーバーしないように計画することが重要です。

雑草対策に主に用いられる素材を知り、ライフスタイルに合わせた選択をすることで快適なお庭作りをすることができます。

施工時の注意点等を踏まえ、雑草対策だけでなく、自分好みの庭にしていきましょう

マルシンエクステリアでは、ホームページで多数の施工事例をご紹介しています。ぜひこちらからご覧ください!



 

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